野草を食べる会 道満公園の野草(1)

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羊蹄花(ギシギシ)

若芽が丸く巻いていて、袋をかぶってぬめりがあるから、おかジュンサイとも呼ばれます.その若芽をつみ取り、茹でて和え物、汁の実、油炒め味噌煮にします.砕いた根をごま油と混ぜたものを耳にたらし込むと耳の痛みに効きます.
シュウ酸を含むので大量に食べるのは良くないそうです.
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カラスノンドウ

全草を日干しにしたものを煎じて飲むと、血行をよくする効果があります.若葉や若いさやは天ぷら、汁の実、油炒め、煮びたし、茹でて和え物になります.
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タンポポ

葉は良く茹でてアクを抜き、おひたし、しらあえ、からしあえ、ごまあえ、酢みそあえ、油炒めにする.根は乾燥したものを煎じて飲むと、健胃、胃痛、食欲増進に効果がある.なお日本在来種とカントウタンポポとセイヨウタンポポがありますが、効果は同じです.
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オナモミ

漢方薬として「蒼耳」とよぼれる、れっきとした薬草です.なんか服に付くイガイガした雑草と思ってはいけないんですね.秋に果実をとって日干しにすると、解熱や頭痛に効果があり、これから絞った油は蒼耳油とよばれリノール酸を大量に含み、動脈硬化の予防に効果があるそうです.外見で判断してはいけない典型?
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スギナ

つくしはそのまま、いろいろな調理法で食用にできる普遍的な春の野草ですが、つくしが生長したスギナも侮りがたいものがあります.日干しにしたものを煎じて飲むと利尿、解熱、咳止めに効果があります.
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ヒメジョオン

どこでも見られる帰化植物です.開花前の花と葉を日干しにしたものを煎じてお茶の様に飲むと糖尿病の予防に効果があります.葉は天ぷら、おひたし、あえもの、煮ひたし、油炒め、つくだ煮にできます.
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クコ

古来から用いられている有名な民間薬です.若葉と根は乾燥させたクコ茶は高血圧、果実を焼酎につけたクコ酒は疲労回復に効果があります.その他若葉と若芽は汁の実や天ぷら、茹でておひたし、ごまあえ、からしあえ、白あえ、煮びたし、油炒め、佃煮にします.
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野蒜(のびる)

中央ですらりと伸びたのが、のびるです(画像処理で強調しています).球根はそのまま味噌をつけて、そのまま食べることが出来ます.葉は細かく刻んでめん類の薬味、汁の実、油炒め、おひたし、酢みそあえ、天ぷらなどにできます.思いのほか甘味があって、今回の一番人気でした.
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シロツメクサ

一般にクローバーと呼ばれ、どこでも見ることが出来ます.若葉と花をゆでて、からしあえ、ごまあえ、油炒め、花は酢の物になります.似たものに赤い花が咲くムラサキツメクサがあります.

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